攫客(読み)かっかく

精選版 日本国語大辞典 「攫客」の意味・読み・例文・類語

かっ‐かくクヮク‥【攫客】

  1. 〘 名詞 〙 すり、かっぱらいの類。
    1. [初出の実例]「然れども博徒攫客の類、赦を幸として悪事を成すもあれば、善尽すとも云難し」(出典:公議所日誌‐一八下・明治二年(1869)六月)

攫客の補助注記

「名物六帖‐人品箋」に「攫客 スリ」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「攫客」の読み・字形・画数・意味

【攫客】かくかく

すり。

字通「攫」の項目を見る

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