攻合う(読み)セメアウ

デジタル大辞泉 「攻合う」の意味・読み・例文・類語

せめ‐あ・う〔‐あふ〕【攻(め)合う】

[動ワ五(ハ四)]互いに攻める。攻撃し合う。「大軍を繰り出して―・う」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「攻合う」の意味・読み・例文・類語

せめ‐あ・う‥あふ【攻合】

  1. 〘 自動詞 ワ行五(ハ四) 〙
  2. 互いに攻める。攻撃し合う。敵味方ともに討ち合う。
    1. [初出の実例]「時の声天地を響かして攻(セメ)合けれ共」(出典太平記(14C後)九)
  3. 囲碁で、攻め合いをする。
    1. [初出の実例]「そばにせめあふ石もなし。にげて行べき方もなし」(出典:古今著聞集(1254)一二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む