放召人(読み)はなしめしゅうど

精選版 日本国語大辞典 「放召人」の意味・読み・例文・類語

はなし‐めしゅうど‥めしうど【放召人】

  1. 〘 名詞 〙 武家時代刑罰の名。刑具は用いないで、一定場所に拘置した刑。また、その刑に処せられた人。
    1. [初出の実例]「放召人(ハナシメシフト)の如にて、迯(にげ)ぬべき隙も多かりけれ共」(出典太平記(14C後)一七)

はなし‐めしうど【放召人】

  1. 〘 名詞 〙はなしめしゅうど(放召人)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android