放射線防護剤(読み)ほうしゃせんぼうござい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「放射線防護剤」の意味・わかりやすい解説

放射線防護剤
ほうしゃせんぼうござい

放射線療法に伴う白血球減少ならびに宿酔症状の改善に使われる薬剤をいう。含硫アミノ酸であるL‐システインのほか、アデニンイノシンなどの細胞賦活剤、グルタチオンなどの解毒剤がこれに属する。L‐システインは解毒効果もあり、放射線を照射した動物の延命、白血球減少の抑制、脾(ひ)障害の防護効果がある。放射線障害の予防には、照射1時間前から投与を開始する。1日3回、1回160ミリグラムを経口投与する。また最近、スーパーオキシドデスムターゼが放射線障害防止作用があることで話題となっている。

[幸保文治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む