放射線防護剤(読み)ほうしゃせんぼうござい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「放射線防護剤」の意味・わかりやすい解説

放射線防護剤
ほうしゃせんぼうござい

放射線療法に伴う白血球減少ならびに宿酔症状の改善に使われる薬剤をいう。含硫アミノ酸であるL‐システインのほか、アデニンイノシンなどの細胞賦活剤、グルタチオンなどの解毒剤がこれに属する。L‐システインは解毒効果もあり、放射線を照射した動物の延命、白血球減少の抑制、脾(ひ)障害の防護効果がある。放射線障害の予防には、照射1時間前から投与を開始する。1日3回、1回160ミリグラムを経口投与する。また最近、スーパーオキシドデスムターゼが放射線障害防止作用があることで話題となっている。

[幸保文治]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む