政所壁書(読み)まんどころかべがき

改訂新版 世界大百科事典 「政所壁書」の意味・わかりやすい解説

政所壁書 (まんどころかべがき)

室町幕府法令集。室町幕府政所関係の壁書を収録したもの。1430年(永享2)より66年(文正1)に至る12ヵ条を収める《群書類従》所収本と,それに4ヵ条を付加する宮内庁書陵部所蔵写本がある。《群書類従》本には幕府政所執事代蜷川氏の後裔蜷川親文所持のものに拠った旨の奥書がある。事実《蜷川家文書》にある法令写と非常な親近関係にあることが注目される。本書にのみ存する独自な法令はないが,他本との校合に役立つ。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 後藤

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む