校合(読み)こうごう(英語表記)collation; collating

精選版 日本国語大辞典 「校合」の意味・読み・例文・類語

こう‐ごう カウガフ【校合】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「校合」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ごう〔ケウガフ〕【校合/×挍合】

[名](スル)2種以上の写本刊本などを比べ合わせて、本文異同を確かめたり誤りを正したりすること。校書こうしょ・きょうしょ。こうごう。
[類語]改訂訂正修訂勘校校閲校正校異直す

こう‐ごう〔カウガフ〕【校合】

[名](スル)きょうごう(校合)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

図書館情報学用語辞典 第5版 「校合」の解説

校合

(1)「きょうごう」と読む.写本の本文の異同,既出の刊本の本文の異同,そして特に初期刊本の同一版内での本文の異同を比較,記述する作業.初期刊本には異本が多く見られ,刊本といえども同じかどうかはまさに校合してみなければわからない.(2)判型折丁構成落丁有無など,本の物理的な仕立てを調べて記述すること.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

普及版 字通 「校合」の読み・字形・画数・意味

【校合】きようごう

よみ合わせ。

字通「校」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android