救解(読み)キュウカイ

デジタル大辞泉 「救解」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐かい〔キウ‐〕【救解】

[名](スル)罪を弁護して人を救うこと。
幕府既に勅を奉じて長州の罪を問う今はた―すべからず」〈染崎延房・近世紀聞〉

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精選版 日本国語大辞典 「救解」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐かいキウ‥【救解】

  1. 〘 名詞 〙 弁護して人の罪を救うこと。
    1. [初出の実例]「幕府既に勅を奉じて長州の罪を問ふ今将(はた)救解(キウカイ)すべからず」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉八)

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普及版 字通 「救解」の読み・字形・画数・意味

【救解】きゆう(きう)かい

弁護して罪をすくう。〔宋史、孫思恭伝〕思恭、性、物に忤(さか)らはず。~も亦た(まま)問ふにを以てす。歐陽脩初め思恭を知らず。脩の府を出づるや、思恭力を盡して救解す。

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