教員の働き方改革

共同通信ニュース用語解説 「教員の働き方改革」の解説

教員の働き方改革

公立小中学校を対象とした文部科学省の2016年度教員勤務実態調査では、中学校教諭の6割、小学校教諭の3割が、おおむね月80時間超の時間外労働が目安の「過労死ライン」を上回っていた。学校が担ってきた業務の一部を自治体や地域住民と分担することや、部活動の在り方の見直しを求める中教審答申を受け、昨年12月に改正教職員給与特別措置法(給特法)が成立休日のまとめ取りを目指し、勤務時間を年単位で調整する変形労働時間制の導入が可能となった他、教員の残業時間上限を月45時間、年360時間とする文科省指針が法的に位置付けられた。

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