教皇大使(読み)きょうこうたいし(その他表記)nuncius

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「教皇大使」の意味・わかりやすい解説

教皇大使
きょうこうたいし
nuncius

ローマ教皇庁が諸外国に派遣する常駐の大使で,名義大司教をもってあてる。通常の外交任務のほか,任地国のカトリック教徒に対して教皇の権限のうち特定のものを代行することができる。ウィーン会議 (1815) 以来カトリック国においては最上席大使として遇せられ,外交団長をつとめる慣例がある。臨時に教皇代理として特派される枢機卿は教皇特使と呼ばれ,慣例上大使として扱われる。教皇公使は最上席の待遇は与えられない。日本には大使が常駐している。

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