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教皇皇帝主義 きょうこうこうていしゅぎ Papocäsarismus

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

教皇皇帝主義
きょうこうこうていしゅぎ
Papocäsarismus

ローマ教皇グレゴリウス7世 (在位 1073~85) らが主唱した教皇権に関する説。教皇は王であるキリストの代理として,地上最高の絶対権を有し,皇帝権そのほかの俗権もすべてこれに従属すべきであるとした。

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世界大百科事典内の教皇皇帝主義の言及

【皇帝教皇主義】より

…皇帝Caesar,Kaiserが同時にローマ教皇Pope,Papstでもあるという原則,つまり,精神界をつかさどる教会の最高権威が,俗界の長たる国家の最高権力者の手中に握られているような国家・教会関係を示す造語として,18世紀以来使用され,本来,4世紀以後のローマ帝国(ビザンティン帝国)を対象とするものであったが,のちには,1917年までのロシア国教会,中世初期のカール大帝のフランク王国,近代のカトリック専制国家,領邦君主が自国のプロテスタント教会の最高司教の地位にあったドイツ・プロテスタント領邦国家などにも拡大適用された。 19世紀カトリック歴史家によってしばしば用いられたことからもわかるように,この概念はもともと,中世西ヨーロッパで叙任権闘争を通じて典型的に出現したような,ローマ教皇が神聖ローマ皇帝に対し優越する権威を主張した国家・教会関係(教皇皇帝主義Papocäsarismus)の反転像を示そうとしたものである。ビザンティン学者たちによってそれがビザンティン帝国の実情にそぐわないことは,しばしば指摘されている。…

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