散乱型X線検査機(読み)さんらんがたエックスせんけんさき(その他表記)X-ray diffusion inspection apparatus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「散乱型X線検査機」の意味・わかりやすい解説

散乱型X線検査機
さんらんがたエックスせんけんさき
X-ray diffusion inspection apparatus

空港などでX線を透過させてカバンなどの内部を検査する装置。金属など原子量が大きい物質はX線をよく吸収するため明瞭な透視画像が見えるが,原子量が小さいプラスチックやセラミックスなどは吸収が小さいので透視画像が見えにくい。そこで,プラスチックなどから吸収されずに散乱したX線のデータを大量に検知し,コンピュータで計算処理して画像化するのが散乱型X線検査機である。この計算処理法は,医療分野で断層撮影に用いられる CT (コンピュータ・トモグラフィ) と同じである。

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