散心(読み)さんしん

精選版 日本国語大辞典 「散心」の意味・読み・例文・類語

さん‐しん【散心】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。乱れて安住しない心。平常の心。
    1. [初出の実例]「二散業、謂行住坐臥、散心念仏」(出典:往生要集(984‐985)大文一〇)
    2. [その他の文献]〔摩訶止観‐五・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android