精選版 日本国語大辞典 「数息観」の意味・読み・例文・類語 すそく‐かん‥クヮン【数息観】 〘 名詞 〙 ( [梵語] ānāpāna-smṛti の訳。安那般那(あんなはんな)と音訳 ) 仏語。五停心観(ごじょうしんかん)(=仏道修行の最初の位で、五種の過失を止めるための五つの観法)の一つ。出入の息を数えて、心の散乱を停止する観法。正しい禅定にはいるために行なわれるもの。しゅそくかん。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例