数量政治学(読み)すうりょうせいじがく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「数量政治学」の意味・わかりやすい解説

数量政治学
すうりょうせいじがく

計量政治学ポリメトリックス polimetricsとも呼ばれる。政治現象モデルを用いて分析する場合,数学記号論理学の助けをかりて,いくつかの比較的単純な仮定の上に立って演繹的に分析し,さらにモデルに含まれる命題現実とどのくらい符合しているかを定量的に,特に統計学を援用して吟味する学問実際にどのような数学が用いられ,またどのような命題がデータに照して吟味されるかは,実質的なモデルや分析対象によって決ってくる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android