文化財の震災被害

共同通信ニュース用語解説 「文化財の震災被害」の解説

文化財の震災被害

伝統工法で造られた寺や神社仏像大半地震の揺れに弱く、震災のたびに大きな被害を受けてきた。文化庁によると、国の文化財は2004年の新潟県中越地震で20件、11年の東日本大震災で744件、今年の熊本地震では169件(8月23日時点)が被害に遭った。文化庁は古民家洋館の補強工事費の一部を補助するなど耐震対策を進めている。国文化財には修復費の最大85%を国が負担する制度があるが、自治体の文化財には適用されない。

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