文字読(読み)もじよみ

精選版 日本国語大辞典 「文字読」の意味・読み・例文・類語

もじ‐よみ【文字読】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 素読(そどく)
    1. [初出の実例]「器量あらむものは、如形往生要集のもじよみ風情の事をもて〈略〉時々はくり見るべき也」(出典:一言芳談(1297‐1350頃)上)
  3. 漢字熟語を直訳的に訓読すること。「念珠」を「おもいのたま」、「鶏林」を「とりのはやし」とよむ類。
  4. 書籍をよく読むこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「田原屋の左七はこきうをよく引のみか、文字よみも有」(出典:随筆・独寝(1724頃)上)

もんじ‐よみ【文字読】

  1. 〘 名詞 〙もじよみ(文字読)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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