文殻(読み)フミガラ

デジタル大辞泉 「文殻」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐がら【文殻】

読みおわって不要になった手紙文反故ふみほご
手文庫には―とノートがぎっしり詰っていた」〈漱石道草

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精選版 日本国語大辞典 「文殻」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐がら【文殻】

  1. 〘 名詞 〙 読み終わって不要となった手紙。用ずみの古手紙。ふみほうご。
    1. [初出の実例]「くり返し又文からをくり返し 数寄やにねんをいるるこしはり〈一正〉」(出典:俳諧・犬子集(1633)一五)

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