デジタル大辞泉 「文色」の意味・読み・例文・類語 あ‐いろ【▽文色】 《「あやいろ」の音変化》模様。また、物のようす。多くあとに打消しの語を伴う。文目あやめ。「ものの―もわかたないほどに暮れかけたが」〈里見弴・多情仏心〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「文色」の意味・読み・例文・類語 あ‐いろ【文色】 〘名〙 (「あやいろ」の変化した語) 模様。また、ものの様子。多く、下に「見えない」「わからない」の意のことばを伴い、「(ものの)見分けがつかない、区別がわからない」などの意に用いる。文目(あやめ)。※虎寛本狂言・空腕(室町末‐近世初)「何を申も、余りくらうて物のあいろが見へぬ」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報