文象斑岩(読み)ぶんしょうはんがん(その他表記)granophyre

岩石学辞典 「文象斑岩」の解説

文象斑岩

中粒~細粒,斑状~微斑状の岩石で,石英─カリ長石の連晶として微文象状組織を示す石基の中に,よく結晶した鉱物が埋まっている組織の花崗岩質岩石,または微文象状組織の石基をもつ花崗斑岩か石英斑岩をいう.この語は初めは花崗岩組成をもつ斑状岩で石基が細かい微晶質または潜晶質の岩石であった[Vogelsang : 1872].しかしローゼンブッシュは微文象状組織の存在が命名には必要であるとした[Rosenbusch : 1877].グラノファイアは斑糲(はんれい)岩などに伴われることが多く,比較的浅い場所でできたとされている.有色鉱物はオージャイトが主であることが多い.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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