デジタル大辞泉
「花崗斑岩」の意味・読み・例文・類語
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かこう‐はんがんクヮカウ‥【花崗斑岩】
- 〘 名詞 〙 花崗岩と同じ鉱物組成で、石英やカリ長石の斑晶をもつ斑状の岩石。〔英和和英地学字彙(1914)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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花崗斑岩
かこうはんがん
granite porphyry
花崗岩と同じ化学組成と鉱物の種類や量比をもつが、大きな結晶とその周りのそれほど粒の大きくない結晶がはっきり区別される岩石。大きな結晶をなす鉱物は石英とアルカリ長石がおもで、黒雲母(くろうんも)、角閃石(かくせんせき)、斜長石は少量である。斜長石が多くなると花崗閃緑岩ポーフィリー(せんりょくがんぽーふぃりー)とよばれる。地下の浅い所に貫入してできた花崗岩体の縁の部分や岩脈として産する。日本では中生代白亜紀の花崗岩や流紋岩に伴って、中国地方や中部地方に多く産する。
[千葉とき子]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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かこうはんがん
花崗斑岩
granite porphyry
花崗岩と同じ鉱物・化学組成をもつ斑状岩。石英・アルカリ長石(ふつうは正長石)および少量の鉄苦土鉱物(黒雲母・角閃石など)の斑晶と,微花崗岩質石基とからなる。斑晶として若干の斜長石を含むのが普通。斜長石が著しく多い場合には花崗閃緑斑岩と呼ばれる。通常の粒度の花崗岩に特に粗粒の斑晶を含むものは,これとは別に斑状花崗岩と呼ばれる。浅所迸入の花崗岩体の周縁相または独立した大小の岩株・岩脈をなし,まれに地表に噴出して固結したものもある(熊野酸性岩類の一部)。日本では,主に中国地方や中部地方の白亜紀花崗岩・流紋岩類に伴って分布。K.W.Nose(1789)命名。
執筆者:山田 直利
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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花崗斑岩
最初は粗面岩に用いられたが[Nose : 1789],その後花崗岩に相当する斑状完晶質半深成岩的な岩石と再定義された[Kittel : 1840].類似した岩石と比較すると,石英珪長岩は石基が珪長質で結晶質かどうかはっきりせず,一般に斑晶が少ない.石英斑岩は石基が微結晶質である.これに対して花崗斑岩は石基が多少粗粒で比較的多量の斑晶を含んでいる.
出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報
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花崗斑岩
かこうはんがん
granite porphyry
花崗岩と同じ鉱物・化学組成をもつ完晶質斑状の火成岩。石英,アルカリ長石および少量の鉄苦土鉱物 (黒雲母,角閃石など) が斑晶をなす。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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