日本歴史地名大系 「斉神新村」の解説 斉神新村さいのかみしんむら 富山県:中新川郡上市町斉神新村[現在地名]上市町斉神新田島野(たじまの)村の西、上市川北の台地上に位置し、西は郷柿沢(ごうかきざわ)村、北は広市新(ひろいちしん)村、南を上市川が流れ、対岸は北島(きたじま)村。上市村から川を渡ると当村で広市新村・野開発(のかいほつ)村を経て広野新(ひろのしん)村に至る道と野島(のじま)村を経て眼目(さつか)村に至る道がある。村名の由来は斉神社があったためという(越中志徴)。慶安三年(一六五〇)村立てされた(出来新村・退転村記申帳)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によれば草高二一石、免二ツ五歩(三箇国高物成帳)。その後延宝八年(一六八〇)・同九年に検地引高が計九石発生。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報