斎藤 次郎(読み)サイトウ ジロウ

20世紀日本人名事典 「斎藤 次郎」の解説

斎藤 次郎
サイトウ ジロウ

昭和期の実業家 住友セメント社長。



生年
明治34(1901)年1月23日

没年
昭和46(1971)年6月13日

出生地
東京

学歴〔年〕
東北帝大法学部〔昭和2年〕卒

経歴
朝鮮に渡り、満鉄の京城ホテルで2年間働いて学資を稼ぎ、大学を卒業。昭和2年盤城セメント入社、14年取締役、常務を経て、23年創業者の2代目であった岩崎清一郎社長に辞任を迫って社長に就任。セメントの隅々まで精通する強みを発揮して同社の経営基盤を築く。38年住友グループの傘下に入り、住友セメントと改称後も社長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報