斑足王(読み)ハンソクオウ

デジタル大辞泉 「斑足王」の意味・読み・例文・類語

はんそく‐おう〔‐ワウ〕【斑足王】

《〈梵〉Kalmāṣapādaの訳》インドの伝説上の王。父王と牝獅子とが交わって生まれ、足に斑点があったところから名づけられた。千人の王の首を得ようとしたが、千人目の普明王によって悔悟し、出家したという。斑足太子

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精選版 日本国語大辞典 「斑足王」の意味・読み・例文・類語

はんぞく‐おう‥ワウ【斑足王】

  1. はんぞくたいし(斑足太子)
    1. [初出の実例]「誠哉、天竺の班足王(ハンゾクワウ)は、仁王経功徳に依て千王を害する事を休(や)め」(出典太平記(14C後)二三)

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