斜紋筋(読み)しゃもんきん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「斜紋筋」の意味・わかりやすい解説

斜紋筋
しゃもんきん

線形動物、環形動物、軟体動物にみられる斜めに横紋のある筋肉をいう。これらの筋肉では、フィラメントがすこしずつずれて規則正しく配列しているために斜めの紋様を生じている。斜紋筋には、横紋筋のZ膜に相当するものとしてZロッド(Z桿(かん))などがある。斜紋筋の短縮・伸張時には細いフィラメントと太いフィラメントの相互間にずれがおこるばかりでなく、フィラメント配列の角度も変化するといわれている。横紋筋に比べ広い範囲の長さで力を発生することができる。

[馬場昭次]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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