断常(読み)だんじょう

精選版 日本国語大辞典 「断常」の意味・読み・例文・類語

だん‐じょう‥ジャウ【断常】

  1. 〘 名詞 〙 仏語断見常見五見の第二である辺執見に属する。我(が)死後永久不変に存すると執する見解(常見)と、我は死後には断絶してしまうと執する見解(断見)。
    1. [初出の実例]「第四従我有方便力以下二行偈。勧今一。第一可見。若有若無者。謂断常二見」(出典法華義疏(7C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む