断頭台(読み)ダントウダイ

精選版 日本国語大辞典 「断頭台」の意味・読み・例文・類語

だんとう‐だい【断頭台】

  1. 〘 名詞 〙 罪人を登らせて、その首を切りおとす台。くびきりだい。ギロチン。
    1. [初出の実例]「呉以下の運命は、今ぞ断頭台(だんとうだい)上の梯(てい)を踏むとも知らざるぞ是非もなき」(出典風俗画報‐一〇三号(1895)凶賊陰謀)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の断頭台の言及

【ギロチン】より

…1789年,パリ大学の解剖学教授で,フランスの憲法制定国民議会議員となったギヨタンJoseph Ignace Guillotin(1738‐1814)により改良考案された斬首装置。ギヨチンともいい,断頭台と訳す。この種の機械は以前からヨーロッパ各地にあったが,92年3月20日,立法議会により死刑執行の装置として正式に採用され,同年4月25日,グレーブ広場(現在のパリ市庁舎前の広場)で強盗殺人犯の処刑の際に初めて使用された。…

※「断頭台」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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