斯有り(読み)かかり

精選版 日本国語大辞典 「斯有り」の意味・読み・例文・類語

かか・り【斯有】

  1. 〘 自動詞 ラ行変 〙 ( 「かくあり」の変化した語 ) このようである。こんなである。→かからばかかるかかるにかかれどかかれば
    1. [初出の実例]「可加良(カカラ)ずも 可賀利(カカリ)も 神のまにまにと」(出典万葉集(8C後)五・九〇四)
    2. 「男、こと心ありてかかるにやあらむと思ひうたがひて」(出典:伊勢物語(10C前)二三)
    3. 「かからむ世には〈略〉大中納言を経ても何かはせん」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む