普及版 字通 「カ・かり」の読み・字形・画数・意味
9画
[字訓] かり
[説文解字]
[金文]
[字形] 会意
手()を以て岩石を切り取る形。また琢冶を加えない瑕玉の意。これを琢冶して真玉を得るので真仮の意となる。假(仮)は仮面。
[訓義]
1. かり。
2. 動詞に用い、かりる、かす。
[声系]
〔説文〕に声として瑕・・・・暇・假・鍜など二十一字を収める。は玉石の切り出した素材で、未完成、仮借、大きなものの義を含む。
[語系]
金文の「休」は「休」、「」は「遐」、「爲無」は「を爲すこと(かぎ)り無し」、「不年」は「(なん)ぞ(くわうこう)年ならざらん」で、・遐・何の意に用いる。・・・假keaは同声。遐hea、何haiは声近く、通用する字である。
[熟語]
休▶・望▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報