斯程(読み)カホド

デジタル大辞泉 「斯程」の意味・読み・例文・類語

か‐ほど【×斯程】

[副]この程度。これほど。
「(神ガ人間ノ顔ニツイテ)当初から胸中成算があって―の変化を示したものか」〈漱石吾輩は猫である

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精選版 日本国語大辞典 「斯程」の意味・読み・例文・類語

か‐ほど【斯程】

  1. 〘 名詞 〙 これほど。これぐらい。この程度。かばかり。
    1. [初出の実例]「かほどの理(ことはり)、誰かは思ひよらざらんなれども」(出典徒然草(1331頃)四一)

斯程の補助注記

鎌倉以前では、「かばかり」の形をとるのがふつう。

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