新五左衛門(読み)シンゴザエモン

デジタル大辞泉 「新五左衛門」の意味・読み・例文・類語

しんござえもん〔シンゴザヱモン〕【新五左衛門】

江戸時代遊里で、やぼな田舎武士をばかにしていう語。浅黄裏あさぎうら新五左
大門といふがくは四郎右衛門がひたいの事と心得る―殿」〈洒・爰かしこ〉

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精選版 日本国語大辞典 「新五左衛門」の意味・読み・例文・類語

しんござえもんシンゴザヱモン【新五左衛門】

  1. 〘 名詞 〙 武士をあざけっていう語。特に、遊里で新参勤番侍など、やぼな田舎侍をあざけっていう。新五左。浅黄裏(あさぎうら)
    1. [初出の実例]「野夫天神〈略〉むかし新五左衛門とやらん建立のよし」(出典:談義本・迷処邪正案内(1756)四)

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