新井源八郎(読み)あらい げんぱちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「新井源八郎」の解説

新井源八郎 あらい-げんぱちろう

1824-1865 幕末武士
文政7年生まれ。住谷寅之介の弟。常陸(ひたち)水戸藩士。前藩主徳川斉昭(なりあき)が江戸藩邸に謹慎中,小姓頭としてつかえた。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の乱で松平頼徳(よりのり)にしたがい,那珂湊(なかみなと)で幕府軍や保守派の諸生党の軍とたたかって降伏し,2年4月3日自刃(じじん)。42歳。本姓は住谷。名は直敬。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android