新宮赤蔵社(読み)しんぐうあかくらしや

日本歴史地名大系 「新宮赤蔵社」の解説

新宮赤蔵社
しんぐうあかくらしや

[現在地名]志雄町新宮

新宮の集落東方にあり、須佐之男命を祀る。旧村社。はらの赤蔵山にあった赤蔵権現への登山口に祀られた同権現の新宮。正長元年(一四二八)六月日の気多社神官供僧訴状案(気多神社文書)によると、新宮川上流域の山野草木について、気多神社側が奥は赤蔵山の神林、「麓ハ新宮林」の伐採権を主張しており、当時すでに赤蔵山の本宮に対して新宮が奉斎されていたことがわかる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む