新当郷村(読み)しんとうごうむら

日本歴史地名大系 「新当郷村」の解説

新当郷村
しんとうごうむら

[現在地名]館林市新当郷・広内町ひろうちちよう朝日町あさひちよう

東は田谷たや村、南から西に当郷村、北は足次あしつぎ村・大新田おおしんでん村・北大島きたおおしま村に接する。東西に細長い村。旧矢場やば川の右岸に位置していた。寛文元年(一六六一)の領内一村一人宛出頭方申渡(大島文書)に新当郷とみえる。寛文年中当郷村字細打ほそうち(内)千塚ちづか村を併せて成立したとされる。千塚は暦応四年(一三四一)八月七日、摂津(中原)親秀から子阿古丸へ譲られた「上野国知須賀」にあたる(「摂津親秀大間帳」美吉文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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