新機(読み)しんばた

精選版 日本国語大辞典 「新機」の意味・読み・例文・類語

しん‐ばた【新機】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 新しい手織の機(はた)
  3. その年新しくとれた絹糸を機にかけて織ること。また、その織物。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「園枝の着物も能く見ると壁銘撰とか云ふ新機(シンハタ)の銘撰地だし」(出典青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android