新殿村(読み)にいどのむら

日本歴史地名大系 「新殿村」の解説

新殿村
にいどのむら

[現在地名]千歳村新殿

石田いしだ村の南、北東流するあかね川の両岸を占める。犬飼いぬかい道が川沿いに通る。正保郷帳に村名がみえ、井田いだ郷に属し、田高三一〇石余・畑高九九石余、茅山有と注記される。元禄郷帳・天保郷帳の高は石田村分を含み、同村が別に記されている旧高旧領取調帳での当村の高は三二六石余。寛政三年(一七九一)には柴山組に属した(「組々免村継郡付庄屋村横目名面帳」三重町立図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android