新河原村(読み)しんかわらむら

日本歴史地名大系 「新河原村」の解説

新河原村
しんかわらむら

[現在地名]大野市新河原

九頭竜くずりゆう川の左岸にあり、土布子つちふご村の東に位置する。村名は正保郷帳にみえ、田方二〇二石余・畠方一三石余。初め福井藩領、寛永元年(一六二四)大野藩領、天和二年(一六八二)幕府領福井藩預地、貞享三年(一六八六)幕府領、元禄五年(一六九二)以降美濃国郡上藩領。

元禄一一年正月の大野郡内郡上領分明細帳写(島田家文書)によれば、村高のうち六八・二一石が引高で、残り一四八石一升の内訳は、上田一町二反余・中田二町三反余・同中田四町五反余・下田五町八反余、上畑一反余・中畑二反余・下畑四反余、屋敷六反。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android