新波川船番所跡(読み)あらわかわふねばんしよあと

日本歴史地名大系 「新波川船番所跡」の解説

新波川船番所跡
あらわかわふねばんしよあと

[現在地名]雄和町新波

雄物川左岸にあった亀田藩の川船番所。慶長一七年(一六一二)の由利郡中慶長年中比見出検地帳(由利郡中世史考)に、「登舟 荷物役有り」とあり、この時期にすでに楯岡氏が「登舟」の船荷課税していた。

明和九年(一七七二)村絵図(雄和町郷土資料館蔵)によれば、番所として「古役所」「新役所」の二つが記され、古役所は新波村の集落より川下に、新役所は川上にあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 一匁

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む