20世紀日本人名事典 「新田俊三」の解説
新田 俊三
ニッタ シュンゾウ
昭和・平成期の経済政策学者 東洋大学経済学部経済学科教授。
- 生年
- 昭和6(1931)年5月12日
- 没年
- 平成14(2002)年2月8日
- 出生地
- 旧朝鮮・京城
- 出身地
- 大分県,東京都
- 学歴〔年〕
- 東京大学経済学部卒,東京大学大学院社会科学研究科理論経済学専攻博士課程修了
- 経歴
- 大分大学助手、講師を経て、昭和40年東洋大学助教授、47年教授。55〜59年経済学部長。60年フランスのストラスブール第1大学客員教授を務めた。宇野学派の論客として地域共同体を軸にした社会・経済システム論を提起。また旧社会党の有力な経済政策ブレーンの一人で、社会党の「新宣言」(61年採択)に対する理論的助言者の一人だった。著書に「高度社会システムの創造」「フランスの経済計画」「転換する日本経済」「社会の変革と創造」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報