日本歴史地名大系 「新田分」の解説 新田分しんでんぶん 愛媛県:西条市新田分[現在地名]西条市新田北流して燧(ひうち)灘に注ぐ室(むろ)川と加茂(かも)川の両河口の間、東西に点在する新田。表紙に、<資料は省略されています>と記した古帳(「西条誌」所載)の存在から、万治三年(一六六〇)頃領主一柳直照が開発した新田と思われる。市塚(いちづか)・北(きた)・摺鉢(すりばち)・仲(なか)・古川(ふるかわ)の「五箇所之新田」は、高四九二石七斗余で、人家は皆無、周辺各村に分属し、神拝(かんばい)村の庄屋・組頭が支配していた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by