新田原遺跡(読み)にゆうたばるいせき

日本歴史地名大系 「新田原遺跡」の解説

新田原遺跡
にゆうたばるいせき

[現在地名]新富町新田 新田原

一ッ瀬川の左岸、航空自衛隊新田原基地のある標高約七〇―七五メートルの台地上に所在する。昭和五六年(一九八一)から同五八年にかけて三次の調査が行われ、弥生時代後期初頭の竪穴住居跡一二軒・土坑四基が検出されている。竪穴住居跡は花弁状間仕切り住居跡三軒、検出状態が悪いため花弁状間仕切り住居跡と推定される二軒、方形プランの住居跡七軒が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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