新田原遺跡(読み)にゆうたばるいせき

日本歴史地名大系 「新田原遺跡」の解説

新田原遺跡
にゆうたばるいせき

[現在地名]新富町新田 新田原

一ッ瀬川の左岸、航空自衛隊新田原基地のある標高約七〇―七五メートルの台地上に所在する。昭和五六年(一九八一)から同五八年にかけて三次の調査が行われ、弥生時代後期初頭の竪穴住居跡一二軒・土坑四基が検出されている。竪穴住居跡は花弁状間仕切り住居跡三軒、検出状態が悪いため花弁状間仕切り住居跡と推定される二軒、方形プランの住居跡七軒が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android