新町十一丁目―同十四丁目
しんまちじゆういつちようめ―じゆうよんちようめ
伏見市街中心部を南北に貫通する三筋の大通りのうちの、最も西に位置し、いちばん新しい新町通に面した町町。
「豊公伏見城ノ図」によれば、津知橋通から南へ延びる新町十四丁目地域は、道路東側が山内対馬守屋敷、西側が前田孫四郎(利長)屋敷となっている。前田孫四郎屋敷は、上板橋通の新町十三丁目南端まで延びている。
十三丁目東側は町家地域となっており、新町通東側の十三丁目以南は十二丁目・十一丁目とも町家地。上板橋通から丹波橋通までの新町通が十二丁目と十一丁目地域で、西側はいずれも武家屋敷で、北から南へ毛利伊勢守・村瀬左馬頭・布施屋新助の屋敷が並ぶ。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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