ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新磁性材料」の意味・わかりやすい解説 新磁性材料しんじせいざいりょうnew magnetic material 保磁力をもつ強磁性体の硬質磁性材料は,永久磁石用材料として開発され,従来はフェライト磁石,アルニコ磁石が代表的なものであったが,それらに代わって,サマリウム・コバルト磁石,ネオジウム・鉄・ホウ素磁石などの希土類磁石が,1980年代に開発され,リニアモータカーの一種の HSST,OA機器などのハイテク分野に進出している。透磁率が高い軟質磁性材料は,電磁石や磁気ヘッドなどに使用されるが,パーマロイ,センダストアロイ,透磁率の大きいスーパーマロイなどの新磁性材料が登場している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by