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新綿番船 しんめんばんせん

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

新綿番船
しんめんばんせん

江戸時代,毎年秋に収穫された新綿を,菱垣廻船が競争で大坂から江戸へ輸送した年1度の行事。遅くも江戸十組問屋が成立した元禄7 (1694) 年の数年後から始められ,大坂の菱垣廻船問屋がそれぞれ1隻ずつ仕立てた菱垣廻船で同時に安治川口を出帆し,浦賀到着の順位で勝敗を決めた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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世界大百科事典内の新綿番船の言及

【番船】より

…当時の人々はこのレースに賭をし,人気を集めた年中行事であった。綿の場合は新綿番船といって,大坂菱垣廻船問屋によって菱垣廻船が仕立てられ,酒の場合は新酒番船と称して,大坂・西宮の樽廻船問屋によって樽廻船が仕立てられた。その始まりは,新綿番船は遅くとも元禄年間(1688‐1704)と推定され,新酒番船も樽廻船が菱垣廻船から分離独立した1730年(享保15)以前に行われていた。…

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