新職人町(読み)しんしよくにんまち

日本歴史地名大系 「新職人町」の解説

新職人町
しんしよくにんまち

[現在地名]津山市新職人町

東西に連なる両側町で、東は新魚しんうお町・元魚もとお町、西は妙願みようがん寺・戸川とがわ町、南は桶屋おけや町、北は戸川町。正保城絵図では町屋が記され、万治町絵図には職人町、元禄町絵図には新職人町と記し、美濃職人みのしよくにん町を職人町とする。「武家聞伝記」寛永二〇年(一六四三)条に町名がみえ、研屋・塗師・古銀屋があった。「津山誌」は美濃職人町の後に成立したとするが、成立時期の前後関係は不明。元禄一〇年(一六九七)の家数等改帳では新職人町として家数二九、本役二四軒、町筋東西四六間・通道町幅二間、関貫二。


新職人町
しんしよくにんまち

[現在地名]上越市おお町五丁目

下職人町北半の向い側(東裏町通東側)の町。寛政九年(一七九七)旧家中屋敷に新たに立てられた町で、「頸城郡誌稿」に「高田廻地内字空屋敷之内、四ノ辻小路ヨリ六ノ辻迄片側建家之儀、地主ヨリ願、追々家作字新職人町ト云。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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