新興善町(読み)しんこうぜんまち

日本歴史地名大系 「新興善町」の解説

新興善町
しんこうぜんまち

[現在地名]長崎市興善町

船津ふなつ町の南にある長崎うち町の一ヵ町で、陸手に属した。町並はほぼ東西に形成され、西はほり町に隣接する。はじめ後興善うしろこうぜん町のうち、寛文一二年(一六七二)大町の分割策に伴い同町より分立、新興善町と称した(華蛮交易明細記)。当初は浦興善うらこうぜん町としていたという(明和九年長崎市中明細帳)。寛文一二年の間数一〇三間・実箇所数二八・諸役御免箇所三(長崎県史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む