新草(読み)ニイクサ

デジタル大辞泉 「新草」の意味・読み・例文・類語

にい‐くさ〔にひ‐〕【新草】

春先に芽を出した草。若草
「おもしろき野をばな焼きそ古草に―交じり生ひは生ふるがに」〈・三四五二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「新草」の意味・読み・例文・類語

にい‐くさにひ‥【新草】

  1. 〘 名詞 〙 春さきに新しく芽を出す草。若草。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「おもしろき野をばな焼きそ古草に仁比久佐(ニヒクサ)まじり生ひは生ふるがに」(出典万葉集(8C後)一四・三四五二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「新草」の読み・字形・画数・意味

【新草】しんそう

春草

字通「新」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android