新血(読み)あらち

精選版 日本国語大辞典 「新血」の意味・読み・例文・類語

あら‐ち【新血・荒血】

  1. 〘 名詞 〙 はげしく出る生々しい血。鮮血。
  2. 刀傷などによる出血
    1. [初出の実例]「神前へあらちこほし申候」(出典:北野社家日記‐元和四年(1618)五月二八日)
  3. 分娩(ぶんべん)時の出血。特に、出血過多をいうことがある。
    1. [初出の実例]「八幡(はちまん)はあらちを五十一日忌ませ給ふなれば」(出典義経記(室町中か)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android