新規就農ガイドセンター(読み)しんきしゅうのうガイドセンター

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「新規就農ガイドセンター」の意味・わかりやすい解説

新規就農ガイドセンター
しんきしゅうのうガイドセンター

農家出身ではないが新たに職業として農業を始めたいという人を支援するために 1987年に設置された機関。全国農業会議所および都道府県農業会議内に設けられ,農業技術指導,農地情報の提供を行うほか,資金面などさまざまな相談に応じている。農業後継者不足が慢性化するなか,世襲ではなく個人の積極的な意志による就農希望者は増加傾向にあるが,こうした人々を積極的に支援している。さらに 95年には就農促進法も成立,これに伴って都会で働きながら農業を学べる就農予備校も開設された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android