新邦楽(読み)しんほうがく

精選版 日本国語大辞典 「新邦楽」の意味・読み・例文・類語

しん‐ほうがく‥ハウガク【新邦楽】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 宮城道雄らの新日本音楽運動以後の新様式による日本音楽。多く洋楽影響を受けているが、邦楽の各分野にわたった総合的作品などもある。「新日本音楽」に代わってできた名称で、それ以後を「現代邦楽」ということもある。
  3. 新様式の日本音楽。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の新邦楽の言及

【新日本音楽】より

…また中能島欣一などの異なる傾向の創作活動が台頭し,清水脩らの洋楽系の作曲家の参加も見られるようになる。それとともに,〈新邦楽〉ということばも用いられるようになった。 第2次世界大戦後は,新しい邦楽の創作活動をすべて〈新邦楽〉の名で呼ぶことも行われ,〈新日本音楽〉もその中に包含されてしまった。…

※「新邦楽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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