方を塞ぐ(読み)かたをふたぐ

精選版 日本国語大辞典 「方を塞ぐ」の意味・読み・例文・類語

かた【方】 を 塞(ふた)

  1. 陰陽道の方塞(かたふたがり)となる方向に来る。→方違(かたたがえ)
    1. [初出の実例]「久しく程へてわたり給へるに、かたふたげて、ひき違へほかざまへとおぼさむは、いとほしきなるべし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)
  2. その方向へ行けないようにする。不義理仲違いなどをしてその人の所へ行きにくくする。
    1. [初出の実例]「どなたへ参て無心を申さう様もないことは、方方のかたをふたげた所で、何ともならぬ」(出典:狂言記・昆布布施(1700))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む